About

空color公式プロフィール

20年以上のサウンド制作の経験を活かし、
2015年まで8年間京都造形芸術大学にて准教授に従事。
自身の音楽作品のミュージックビデオ制作において
ドローンと出会い、その可能性に魅了される。

映画・CM等のクライアントワーク以外に、
日本の美しい風景の発見・世界への発信をライフワーク
と考え『空color』を立ち上げる。
時間を見つけては北海道から沖縄の離島まで空撮を行う。

JUIDAドローンスクールや初心者講習などでのインストラクター活動において、
既に800名以上の卒業生を輩出。

2018年からは、ドローン空撮をされる全ての方々の
クオリティーアップを狙い、撮影基礎講座や編集講座もスタート
現場での実務経験を活かしてたリアルな内容で好評を博す。

第0話『なぜ空color?』

そもそも『空color』と言う看板の由来は駄洒落です。
ドローンは空を飛ぶもの、そして撮影するものなので空+空色で『空color』
それでは半分正解にとどまります。
残りの半分は、「空から失礼します!」の空からです。
ちょっとカッコよくしたかったので『空color』にしました。

第1話『空撮たっけー!』

私は元々、趣味で曲作りをしていました。
プロ(小田和正さん)を夢見て作詞・作曲・編曲・歌唱と我流で。
よくある「30まではやらして!」と親に言うパターン。
そして20年以上前のある日、すごく気に入った曲が出来ました。
これは地元(三重県志摩市)の綺麗な海を空撮してMusic Videoを作りたい!
そう思い立って業者に問い合わせたら、150万円以上の見積もり。
貧乏+どアマチュアがMVに150万オーバー?
あっさり心が折れ、ばっさり断念。

第2話『ドローンがやってきた』

そして時は流れ2013年末、すっかりおっさんになった頃。
DJI Phantom 2をネットでたまたま見つけて、
『これだ!これなら撮れる!!』と夢再燃。
無い袖を振りまくって、なんやかんやとセット購入。
そこからドローンとの日々がスタートしました。
当時はとにかく情報が無く、ネットで英語と格闘する日々。
あの時、Google翻訳があれば….
しかし、この試行錯誤の日々によって基礎体力がつきました。

第3話『え?仕事!?』

2015年、私の周りには映像をお仕事にする人が沢山いて
私のドローン映像を面白がってくれました。
映像の基礎も何も知らず、飛ばして撮ってるだけで楽しかった。
当時は空撮ってだけで「凄い!」と言ってもらえる時代でした。
空撮を仕事にしようなんて微塵も考えずに始めましたが
色々とお声を掛けて頂くうちに、仕事として視野に入り始めました。

第4話『映画大自爆!』

その頃、初めて映画のお話を頂きました。
まさに晴天の霹靂!ワクワク・ドキドキ以前の問題。
映画なんか出来るの?って言う恐怖の感情。
結果として、最初の撮影は大失敗の大失態!
理由は全く知識が無かったから。
多方面にご迷惑を掛けて撃沈。

第5話『OK出ても震える』

普通ならここで完全終了で退場なんですが、
幸運にも再チャレンジの機会を頂きました。
ここで人生初の猛勉強。
再撮影で何とかOKを頂いて、映画デビュー出来ました。
緊張と針の筵のTAKE7。いまだに薄れる事の無い記憶。
それが有村架純さん主演『夏美のホタル』です。
この経験が無ければ、今は無いと言える最大ターニングポイント。

第6話『そうだプロになろう!』

初の映画が終わっても、鬼の知識不足を痛感していた私。
とてもプロと思える訳もなく。
なんせ映画スタッフの皆さんは、それぞれの分野のプロ集団。
戦場で言うところの凄腕傭兵チーム。
たまたま素晴らしいご縁で参加させて頂けたけど、
観光客が紛れ込んだみたいな気分でした。
しかし、勉強すれば先に進める事も分かった。
次に向けて準備しよう。

第7話『遠いなぁ〜』

そんなこんなで勝手に自叙伝してきましたが
今も気分は大きく変わりません。
映画だけではなく、色々な現場で経験を積ませて頂いて
空撮の基礎講座をやらせて頂くようになりました。
でも、まだまだ遠いのです。世界は広い。
そりゃそうです。僕の経験はたった6年『ひよっこ』です。
って事は、まだまだ伸び代があるって事です。
我ながら楽しみですねぇ。
そして自分が撮影した映像・得た知識が皆様に届きますように。